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    2007/03/22 (Thu) -The Rising -  Mangal Pandey
     

    最近、面白い映画とかって無いですよね・・・


    なんていうか巷で話題のハリウッドスターとかが出ている映画を見ても、


    たとえ賞をとった話題作を見ても 宣伝が 一番面白く作ってあって


    本編を見て かなりガッカリする作品ばかりが多い気がします;;


    人の好みなんだけどね・・・


    今回 見たのは↓


    牛の油塗るんじゃねぇ!


     【 -The Rising - Mangal Pandey】という映画です。


    インド映画って、なんていうか特別扱いというか・・・


    1本の映画が、3時間とか4時間とか長かったり 一つの物語の中に


    笑いアリ涙アリ恋愛アリ暴力アリ家族アリ宗教アリ歴史アリ歌アリ踊りアリアリアリアリ・・・



    そのために ジャンル分けしにくいというか、別けられないというか・・・


    しきたりとか風習が、あまり日本人には 浸透してないのでなかなか理解されにくいと思う


     見る側も????って思うシーンが あるかもしんないし


    たとえば 河ベでじゃれる・・・とか 突然雨が・・・などの 「水に濡れる」シーンっていうのは


    インド映画では お約束で、ラヴシーンというか


    観客ときめくシーンらしいんです(すごい謎だけど・・・



    (↑春の到来を祝うお祭り「ホーリー」 色粉とか色水をぶっかけあいますw)


     


     のんきに歌って踊ってる画面でもね


    その歌詞は 人間の生き方というか 心に響くような事を言っていたり


     



    自分の恋心に気付くという表現に歌踊りが使われて


     お顔真っ赤になるような情熱的な詩で踊ったり歌ったり!!


     


     


    もう、歌と踊りがない映画とか 味気なくて見られない体になって・・き・・た・・


     


     


     


    主人公のMangal Pandeyは 実在する人で、


    イギリス人に雇われているインド人傭兵(セポイ)です。


    「セポイの乱(1857)」とか なんとなく知っている人もいるかと思います。


     


    イギリス軍から支給されていた銃が この年、新式の物が、採用されるのですが、


    この新式のエンフィールド銃の火薬と弾が、油紙に包んであって


    銃を使う時に 油紙を口で噛み切って使うのですが


    油紙の原料に牛と豚の脂を混ぜて紙に塗っているらしく・・・


    ヒンドゥ教徒にとって 牛は神聖で大切な生き物で・・・


    イスラム教徒にとって 豚は不浄で汚れた生き物で・・・



    (新式の銃(というか獣脂の紙を噛み切れ)と大砲突きつけられて脅されている所


    そして インド人キレて 反乱を起すシーン)


    そんなもん噛み切れるかーーー!!


     


    なんだよ 反乱というか殺し合いするぐらいなら


    そんなの(獣脂塗った火薬包み)なんて噛み切っちゃえよ!


    と、思う方もいるかもしれませんが、彼等にしたら大変な事なんです!


    信仰を汚す事になるというか 先祖代々から受け継いだカーストが


    その火薬包みを口にする事で、無になるというか


    見るだけ、口をきくだけ、触れるだけでも汚れる カースト制度にも入らない


    最下層のアウトカーストな人になってしまうのです;;


    (セポイな人たちは もともと上層カーストの人が多かったみたい)


     


    映画の軸というか骨組みは、セポイの乱の事なんだけど、ちりばめられたストーリーというか


    脇役も当時のインドのことを見せてくれて


    特に女性達が、出てくるんだけど


     


     奴隷市場でオークションされたのちに 白人専門の売春宿に売られる女とか


     


    (娼館の様子)


     白人の乳母の仕事をしている女は、白人の赤ちゃんに おっぱいを吸い尽くされて


    自分の赤ちゃんに、おっぱいあげれなくて


    おなかがすいて泣き止まない自分の赤ちゃんに 仕方なくアヘンをあげてたり;;


    (この時代 アヘンで泣き止ませる事はあったみたいです)


     


    夫が先に死んだ奥さんは、夫の死体と一緒に 生きたまま焼かれる


    サティ(寡婦殉死)という風習があるんだけど(今は禁止されて無いよ!) 


    これ 前に本で読んだことがあるんだけど 


    奥さんが 夫の死体と焼け死ぬのイヤ!とかって、言わせないように


    親戚一同で ガンジャ漬けにして 意識をもうろうとさせて


    訳わかんないうちに 一緒に生きたまま火葬するって書いてたんだけど


    映画でも ほんとに炎の中で急に意識が戻ったみたいな演技をしてて


    「ハッ いやぁーーー熱いーーー!(ぴさちの脳内翻訳)」て


    未亡人が暴れ出したとたんに


    おとなしく焼かれなさいと ばかりに親戚一同が、


    棒でボコボコに殴ったり押さえつけたりしてて・・・


     ひ、ひどい・・・


     


    この時代 どんな上層カーストでも イギリス人に犬のように扱われていた


    インド人というか男も可哀想だったけど


    女の人も(もっと)大変だったんだなと感じました;;


     


    嬉しかったのが、私が歴史上の人物で 好きな一人というか


    イギリス軍と勇敢に戦った強く美しい マハラニLaxmiBaiも、


    一瞬だったけど ちゃんと出てた!



    この人主役の映画作ってほしいなー



    上の動画のシーンは イギリス人達のせいで


    自分の国(インド)なのに自分の国じゃないような肩身の狭い生活をしていたインド人達・・・


    広いインド全土で、同じ日に一斉に革命を起そう!!


    ということで 各州のマハラジャ達やムガルの皇帝に


    〇月×日に 革命を各地で起しましょうとか お願いしているところ


    LaxmiBaiのセリフの この日を 「100年待ったわ」にはしびれた(*ノノ)


     


    ラストシーンなんか背筋伸ばして見ないといけないような気になる・・・


    もう、群衆の一員になったつもりというか


    イギリス人め~早く自国の島に帰りやがれ~と、呪いながら見てました。


     


     Mangal Pandeyは インド独立の為の最初の殉教者になりました;;


    イギリス側から見ると大麻にラリった Mangal が、


    皆を扇動し暴れたと記録しているそうですが・・・


     


    この日の90年後の8月15日にインドは独立を迎えることになります


    インド国旗が掲げられたシーンなんか 当時の白黒の本物の映像をつかってて


    もう号泣しながら見てました;;


     


    歴史ものっていいなー っていうか アーミル・カーンの映画はハズレが無いというか


    大満足っ 面白い映画だったよっ!!!


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